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怒ってます。オコー、です。
今日は久しぶりに患者さんの治療中と言うか、カウンセリング中に泣きそうになってしまいました。
その患者さんは小学生、新体操をやってる女の子。
症状は疲労骨折。
まだ安定してなくて、バリバリ骨折中。
正直言って、電話もらった時に依頼を受けるかどうか悩みました。
骨折で保存治療中なので、触って出来る事は少ないし、でも何かしら力にはなってあげたいし。
お母さんに、「施術は出来ないかも〜、でも身体の使い方とか、ケアの方法のアドバイスは出来ますー、それでも良ければ〜」って事で来て頂きました。
話しを聞いてると、病院でばっちり折れてる写真見せて貰ったって。
無理な柔軟をさせられて、ある日、異常に痛くて病院行ったそうです。
身体動かすと痛い、でも治ったら新体操はバリバリやりたい。
ドクターストップかかって装具でガチガチ、骨折が治るまでは練習ng。
本人もちゃんと治してから練習したい、なのにクラブチームのコーチは練習に来いと言い、「骨折箇所に負荷のかからない練習」とやらをやらされるらしい。
なんじゃそりゃ?
6年間、ずーと、ずっーと新体操で怪我した子供達の身体を診てきた。
いっつも同じ。
無理な柔軟、無理なトレーニング、無理な技の強制、
選手はほとんどが子供、自分が負ってる怪我が、将来どんな負債になって自分に降りかかるか、知る訳がない。
新体操選手が現役で活躍出来る期間は短い。
トップの選手でも、せいぜい20代中までくらい、でも人生はその4倍ある。
その残りの人生に、負債を残すような指導はいかがなものかと。
「押さない柔軟」でも、筋膜のコントロールをしながらやれば確実に身体は柔らかくなるのに、何故押す?
何故怪我させる様な事をする?
新体操の世界は、厳しい。
柔軟、筋トレ、身体の使い方、手具の扱い、団体なら皆んなとのシンクロ、やる事が多くて複雑、連絡時間が長く、選手の負担も大きくなる。
だからこそ、指導者は愛を持って教え子と関わって欲しい。
怪我や身体の使い方で悩んでいるダンサーがいらっしゃいましたら、私が責任を持ってケア致します。
お気軽にご相談下さい。